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ただの日記 です

ミニ中山道遊歩道

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中津川の官庁は中津川駅から2㎞くらいのところに市役所を中心として固まっているので、たとえば登記に必要な戸籍関係の書類もすぐそばにある市役所で交付してもらえるので便利です。駅から市役所まではバス路線がありますが、中津川駅のはずれから市役所付近までは遊歩道もありますので、今回の往路はその遊歩道を歩いてみることにしました。

遊歩道の起点は、蒸気機関車D51266が保存されている


ここから始まる遊歩道は正式には中津川遊歩道公園というらしく、愛称として「ミニ中山道」とも併記されていました。

ここから800mほどの間の遊歩道上には、中山道六十九次の宿場名が刻まれた石が順に置かれていて、簡易に中山道踏破の気分を味わえるのです。「ミニ中山道」は途中、本物の中山道と立体交差します。

上の画像で、遠くに架かっている橋の上の道路が本物の旧中山道で、位置的には本物の中津川宿のはずれに当たり、画面左が中津川宿中心部を経て江戸方面、右が京都方です。


もう少し近付いてみます。

その橋に近付くと橋台に何かペイントされているのに気が付きます。(上の画像の赤丸内)


 


 さらにアップしてみましょう


中山道とは全く関係がないこのペイント。(右側の「あみ❤❤ゆうま」のことじゃないですよ(^_^;))


鉄分の多い皆さんならお分かりかと思いますが、鉄道の勾配標が描かれています。


と、しますとここは…


この「ミニ中山道」 実は中津川駅から分岐していた旧本州製紙中津川工場専用線の廃線敷を利用した遊歩道なのです。このペイントは、専用線時代の名残りといえましょう。



石垣で固められた掘割の中は、一定の勾配とゆるやかなカーブ。線路跡の雰囲気が漂います。末期にはC12形蒸気機関車が貨車を牽いていました。


さらに歩いていくと旧国道19号線の下をくぐり、その後に開けたところに出ます。脇を流れる小川に清流にバイカモ(梅花藻)が自生しているところもあります。


この付近はかつて田園地帯でした。